北海道オホーツクに移住して初めての年末年始。今年は、前々から気になっていた年越しイベント「年越し宗谷岬」に参加してきました!
このイベント、全国津々浦々から「あたおか(=頭のおかしい人たち)」と称される自転車やバイクのツワモノたちが集結する、日本最北端での年越しイベントです。参加者の熱気と情熱にあてられ、意を決して挑戦してきました!
壮大な道中、宗谷岬を目指して
オホーツクから宗谷岬までは約6時間のドライブ。今回は残念ながらバイクを手放しての移住だったため、車での参加となりました。途中、紋別で昼食を楽しみながらゆっくり進んだ結果、到着は18:30頃。
前泊でゆっくりするつもりが、「時すでにお寿司状態」。イベントのメッカである第一駐車場は満車、続々と到着する参加者たちの熱気がすでに溢れています。なんとか駐車場を確保して、一晩を車内で過ごしました。
(後に知った臨時駐車場の存在、大晦日の日でもまだ車は停められるようでした!)
全国から集まる猛者たち
翌朝、大晦日を迎える宗谷岬はさらに熱気がアップ!バイクや自転車で挑む参加者たちが次々と到着します。その武勇伝がまた凄い!
「関東から自転車で来ました!」、「途中で何度もコケました!」という過酷な道中エピソードが飛び交い、もはや壮大なツーリングドラマ。
私も彼らのエネルギーに感化されつつ、イベントの象徴ともいえる「上裸撮影」に挑戦する猛者たちを見て拍手!寒さも忘れる特別なひとときが続きます。
極寒の夜に芽生える冒険心
宗谷岬は珍しく晴天に恵まれ、星空とともに迎える新年の瞬間は言葉にできないほど感動的でした。さらに、打ち上げ花火や宗谷岬神社への初詣というローカル感たっぷりの催しも楽しめます。
地元漁師さんたちが「男巫女」に扮してお守りを配る光景は、まさに漫画のワンシーン!そんな異色の年越しを体験するうちに、来年は自分もバイクで挑戦したいという眠っていた冒険心に火がついてしまいました。
初日の出とお正月気分
元旦の朝は、先着1000名限定のオリジナル干支キーホルダーをゲットするため、長蛇の列に並びます。極寒の中、市長の新年のあいさつや花火を楽しみながら待つひとときもまた格別でした。そして、イベントの締めくくりは初日の出。高台で待つ間、日本人の「並ぶ文化」にしみじみ感心しつつ、清々しい気持ちで新年を迎えることができました。
残念ながらはっきりとした初日の出を拝むことはできませんでしたが、宗谷岬の灯台の下で初日の出に照らされる樺太が見えたのが感動的でした。
まとめ
「年越し宗谷岬」はただの年越しイベントではありません。挑戦と熱気、そして非日常の体験が詰まった、特別な場所です。今年は車での参加でしたが、来年こそはバイクでの挑戦を目標に、この経験を胸に刻みました。
稚内市 年越し宗谷岬特設サイト は稚内市のホームページからどうぞ!
宗谷岬のライブカメラ ←当日参加できなくてもここからライブで見れます!
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