2021/08/05、祖母山のアキキリ谷に沢登りに行ってきました!
ユネスコエコパークに認定されている祖母傾大崩山系の沢は、水量も多く迫力のある沢が多いです。
その中でもアキキリ谷は、本流から支流に分かれる沢のため、水量・川幅も少しサイズダウン。マイナーな沢ですが、なんといっても魅力は中盤で現れる大きなナメ床!
真夏日が続く8月上旬に、涼を求めて行ってきました。
今回は登山口に前乗りし、野宿して夜を過ごしました。満点の星空と、朝起きたらこのモルゲンロート!この山行は最高のものになるに違いないと、期待が膨らみます。
尾平登山口から沢沿いに伸びる登山口を少し行き、アキキリ谷入り口を目指します。
アキキリ谷入り口までは登山道を行くのが一般的のようですが、その登山道沿いに流れる本流の綺麗さに、我慢出来ずに早めの入渓!
福岡の沢とは違い水量が多く、深さもあるので遡行するのにパワーが要ります。足の置き場を探すのも、不慣れで手間取りました。
登山道から二つ目の吊り橋を超えてすぐ、アキキリ谷入り口は登山道から本流を挟んで対岸にあります。ここからシャワークライミング スタートです!
本流と比べるとアキキリ谷の沢は細く、実は一度入り口を見落としてスルーしてしまいました。
入ってからも水量が少なく、本当に大きなナメ床なんてあるのか?と疑いながら遡行していきます。
そして中盤頃、現れたのがこのナメ!ナメナメ!
写真では伝わりにくいのですが、奥の方までずーっとナメが続いてるのが分かりますか?とにかく大きいんです!
ナメ床イベントのあとは、小さな滝をいくつも攀じ登っていきます。沢歩きはこれがあるから飽きません!
小さな沢とはいっても、こうして見ると一つ一つの岩も大きいし。
終盤には立派な滝も!
下から見ると迫力満点!水の冷たさがより沁みます。
標高850m付近で沢は終わり、そこから急な尾根歩きが始まります。道なき尾根歩きはまさに修行。
しかしこのセクションがあるからこそ、冒険感を味わえます。
尾根歩きから祖母山の縦走路に出たら、あとは綺麗な登山道歩きです。
尾平トンネル付近の登山口にデポしていた車まで歩き、あとは尾平登山口へ。
縦走路からの景色も、天気が良く綺麗でした!
今回のアキキリ谷沢登りを映像にも撮ってきました。こちらも是非ご覧ください!>>アキキリ谷沢登り 大分県と宮崎県の県境、祖母山シャワークライミングで夏の暑さを吹っ飛ばす!Vlog
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