2020年2月に購入したBeretta 1200FP-12Ga.
気が付けば猟期突入まで一ヶ月を切っていました。(私が住む地域では11/1から鹿、猪の銃猟が解禁されます。)
狩猟の解禁日に向けて静的射撃一回、クレー射撃の練習に数回行ったんですが、その中で私がBeretta 1200FP-12Ga.に対して感じたことを一旦まとめてみようと思います。
まだ猟場では未経験。もちろん他の銃は触ったことがない。銃の良し悪しもよく分からない、、そんな素人によるレビューです。
ですが、私なりに「なるほど、こういうところに銃それぞれの違いがあるのかな」と感じることもあったので、備忘録的に記しておこうと思います。
①照門の調整に工具が必要
照門は上下左右に調整ができます。上から正面に見える切り込み付きのダイアルを回すと上下に。
横から見て薬室側にある小さなダイアルを回すと左右に調整ができます。
しかし、調整にはマイナスドライバーのような工具が必要です。私はいつも持ち歩いているマルチツールを使用しています。
ちなみに私のパートナーが所持しているBenelli M2は、ダイアルの切り込みにコインをはめることができるので、工具は不要。コインで調整するのはどうこうというのは置いといて、工具をコインで代用できるようになっているのは良いなと思いました。
②照星が小さい
照星が小さくて目立たないので、照門と重ねて狙いを安定させるのに時間がかかります。
練習が足りない!と言われればその通りなんですが、照門も照星も小さい!
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照星にはネジ穴もないので、↑このようなマーカーも付けられない。
でもこのままだとあまりにも見えづらいので、油性ペンか何かで色を付けようかと考えています。
③バットプレートが薄い、硬い
これもBenelli M2と比較すると、薄くて硬いことがよく分かりました。
私は静的射撃で狩猟用スラッグ弾8発で限界が。
リコイルパッドなどカスタムできるみたいなので、来期には変えたいと思っています。
④銃の分解にも工具が必要
銃を使用すると、メンテナンスまでがセット。
この毎回のメンテナンスが如何に楽にできるかも重要ですよね。
私のメンテナンスセットがこちら。洗矢、ブラシ、布、ガンオイルの他に、ハンマーと細い棒のようなもの(私はドライバーセットの柄を使用)。
ボルトを抜くところまでは、工具なしで分解できます。
そしてここから。銃にはいくつか、閂のようなピンのパーツがいくつかあります。
1200FPだと、指を指している部分が機関部を固定しているピンです。
例えばこれがBenelli M2だと、ボルトのオペレーティング ハンドルでピンを押し込んで分解できるようになってます。
しかし1200FPは、オペレーティング ハンドルの径と合いません。そのため何か細い棒を差し込んで叩いてやらないといけません。しかも結構力が要る。
ボルトを分解する時も、ここ。
小さめのドライバーセットでも径が合うものがなかったので、釘の先を切ったものを差し込んで叩いています。
これで、ようやく分解できました。
ピンの取り外しに毎回結構な力が必要な点も難点かなぁと。いくらオイルを挿してもスムーズに動くようになりません。
毎回のメンテナンスは、煤を払って拭きあげて、ガンオイルを塗布して終わり。シーズン終わりにはピカピカにするだろうけど、よく使う期間は簡単に終わらせちゃいそう。
以上が、初めて買った銃を数回使ったレビューです。
長くなってしまったのでまとめると、
①照門の調整に工具が必要
②照星が小さい
③バットプレートが薄い、硬い
④銃の分解にも工具が必要
なんだかネガティブな点しか挙げてないような気もしないでもないですけど、ビジュアルと軽量さはとても気に入っています!
ただ初めて銃を買う、選ぶという時には、全然考慮に入れてなかった点が、実際使ってみると差が出る点でもあったので、これからの銃選びの参考にはなるかと思います。私にとっても。
そしてネガティブな点も工夫しながらカスタムしていって、良き相棒になれるようこれから長く付き合いたいと思います。
先日ハンターバッジを受け取りました。いよいよ猟期が近づいて来たという実感と、緊張感でグラグラします!