> BLOG > Kayak Fishing > はじめてのカヤックフィッシング 初心者のためのカヤックの選び方、道具の選び方、必要な道具類
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カヤックフィッシングを始めたい!

カヤックフィッシングをする上で、カヤックの種類、選び方、カヤックに必要な道具、知識などを紹介いたします。

インターネット上の情報だけでは不安?もちろんカヤックのための書籍や教書もあります。カヤックフィッシング専用マガジンもあるほど、気になる方はネットや書店にてお求めください!

カヤックフィッシングを行う上で、必ず必要になってくるのがカヤック。まずは自宅にカヤックを収納できるスペースから考えなくてはなりません。

戸建て?マンション?

自宅にスペースがないしマンション住まいだし、と思っている方も少なくはないと思います。知人の中ではマンションの駐車場や駐輪場の余白スペースに許可をもらって置いている人、車のキャリアーにずっと積みっぱなしの強者までいます。

マンション住まいの方でスペースがない方は管理人さんに置き場の相談をしてみましょう。

収納場所問題が解決したら、いざカヤック選び

カヤックといっても自動車や自転車同様、色々なタイプ、ジャンルのカヤックがあります。

釣りに適したカヤックを選ぶためには、まずカヤックのジャンルを知りましょう。

カヌー

まず、カヤックと言ってこれがイメージされた方・・・残念ながらこれはカヌーです。

主にカナディアンカヌーと呼ばれることも多く、カナダやアメリカ等ではこれに乗って湖や川で釣りをする方も多いです。

しかし、波や気象の変化が激しい海には向いていません。

シットインカヤック

こちらのカヤックは正にカヤック!といった形ですね。

シットインカヤックと呼ばれる形で、競技用からレクリエーション用まで種類が豊富にあるタイプです。筒型の船に入り込むような形状で、体がカヤックの中に入り込んでいるのがわかりますね。

シットインカヤックは重心が水面付近になるので安定性もよく漕ぎやすいカヤックで、競技用やツーリング用に採用されています。釣りもできますが、あまりお勧めはしません。

大量の水が入ってしまうと沈没することもあるので、スプレースカートという水が入らないオプション装備もあります。

シットオンカヤック

こちらはシットオンカヤック。ひっくり返っても沈没しない構造になっていて、舟の形をした筒状の上に座るスタイルが特徴です。主にレクリエーション用で使用されることが多く、海の貸し出しカヤックの殆どはシットオンカヤックが選ばれています。

進む力より、安定性を重視されたカヤックですので釣りに向いています。

海でのカヤックや、釣りを目的とするならばこのシットオンカヤックを選びましょう。

今では、釣り用に設計されたカヤックが沢山出回っていて、好みに合わせて選ぶことが出来ます。

足漕ぎカヤック

シットオンカヤックの中でも、足漕ぎタイプというカヤックが増えています。

カヤックにペダルがついていて、それを自転車のように漕ぐと前に進む仕組みです。スクリュータイプとミラージュタイプがありますが、どちらにせよパドルで手漕ぎするよりも圧倒的に楽に進めます。種類も増え、価格も安価になってきたのでオススメです。

カヤックに2馬力エンジンを付ける方法も最近ではよく見るようになりました。もはや、カヤックと呼べるのでしょうか?もちろんカヤックを艤装して取り付ければ、一番楽に進むことが出来ますがコストがかかります。

最初からエンジン付きを考えているのであれば、カヤックではなくボートを視野に入れましょう。

さて、カヤックフィッシングをするためのカヤックはシットオンカヤックが最適だということがわかりました。

機能性を重視して好きな色や形から選びましょう。相場は数万円〜20万円ですが近年では70万円代までの高級カヤックまで登場しています。

SUPという手段もあり?

カヤック以外でもSUPフィッシングというジャンルもありますが、ここでは紹介だけで割愛します。笑

カヤックの大きさは?

形状の特徴をカンタンに言えば「幅が細ければ速いがひっくり返りやすい、太ければ遅いがひっくり返りにくい」「長ければ波の影響を受けにくく、短ければ小回りがききやすい」です。

短くて小さなカヤックは小回りが効き、波のない湖では操作しやすいですが波やうねりの影響をもろに食らいコントロールが難しくなるので沖では適していません。また、すぐに船酔いしてしまいます。

カヤックが大きくなると重くなりますが、ある程度の沖まで目指したければ12ftくらいの大きさを選ぶことにしましょう。

カヤックを運ぶための道具

車の上部に乗せるためルーフキャリア、ベースキャリアという道具が必要になります。

カヤック専用のものまでありますが、とてもお高いです。2本のベースキャリアさえあれば積み込めるので、こちらを選ぶだけでも大丈夫です。ラッシングベルトも合わせて購入しましょう。

カヤックを漕ぎ出すのに必要な装備

必ず必要となるものは、パドルとライフジャケットです。ライフジャケットはPFDとも呼ばれます。海に落ちた時、頭が海面に浮く程度の浮力を持ったものです。

パドル

パドルですが、中折れ式、セパレートタイプや素材がカーボンを使用しているものがあったりと他種多様です。コンパクトに畳めるセパレートタイプで軽量のものがオススメです。

リーシュコード

パドルが流されないように、パドルに取り付ける用のリーシュコードです。ロープ等で自作でもいいですが、しっかりと結びつけて解けないようにしておきましょう。

ライフジャケット(ライジャケ)、PFD(Personal Floatation Device)

ライジャケ、PFDですが、こちらは釣り専用設計されたモノも存在します。デザインや機能性を重視して選びましょう。女性用や、レスキューナイフを装着できるアタッチメント付きのものがあります。

シーフラッグ

沖に出るならシーフラッグが必要になってきます。他の船舶へカヤックの存在をアピールするための旗です。事故防止のためにシーフラッグは装備しましょう。湖や海水浴場内などで行動範囲が少ない場合は必要ないこともあります。

ドライスーツ、ドライパンツ、ドライジャケット(防水ハードウエア)

季節によっては低体温症を防ぐ必要があります。防水でなくてもネオプレン製のウエア、パンツを使用するなどして低体温症を防ぎましょう。夏場は特に必要ありませんが、紫外線対策、脱水症状や熱中症を防ぐよう注意しましょう。

カヤックカート

車から積み下ろした後、カヤックの運搬に使用する道具です。1人でカヤックフィッシングをする際、必要になります。車と出艇場所までカヤックを運ぶ道具です。

釣り環境を良くするための装備

今では釣り装備が標準搭載されているカヤックが多くあります。欲しい装備を追加したり、カヤックに穴を開けて取り付ける改造を「艤装」(ぎそう)と呼びます。レクリエーションカヤックを、フィッシング仕様に艤装することもできます。

ギアラックレール

色々な装備の着脱を容易にしたい場合に便利です。今では標準搭載されているカヤックが多くありますが、無くても後付けすることが可能です。装着したレールに、ロッドホルダーや色々なパーツを着脱することができます。

ロッドホルダー

釣竿を立てておくことができるホルダーです。船に穴を開けて埋め込むタイプ、船に固定するタイプとレールに装着できるタイプがあります。

魚群探知機

沖を攻めるなら魚探があると便利です。小型ボート用の小さな魚探であればカヤックに装備できます。現在地が確認できる海図チャート付きの魚探がおすすめです。取り付け方法はレールに装着したり、自作の魚探置き場を作ったり、さまざまな方法があります。

タモ(短)

魚を引き上げるため片手で使用できるタモ(網)があると便利です。グリップと柄が数十センチから1mまでのものが使いやすいです。

フィッシュグリップ

魚を掴むための道具、直接触るとヒレなどが刺さるのでフィッシュグリップを使いましょう

プライヤー

小さなOリングを扱うペンチのようなもの。ルアーや針を釣り糸に取り付ける際に必要です。使うときはカヤックが揺れるので船酔いしやすい瞬間。使いやすいタイプを選びましょう。

クーラーボックス

釣った魚はストリンガーで海に泳がしておく方法もありますが、サメを誘き寄せる効果があるのでクーラーボックスを利用しましょう。

トランシーバー、無線機

複数人でカヤックフィッシングをする際の連絡手段です。携帯スマホのバッテリーを温存することができます。

防水バッグ、ドライバッグ

濡れては困るものには防水対策を施しましょう。タオルや濡らしたくない小物類を、しっかりした防水バッグに入れていおくのも手段の一つです。撥水や止水程度の機能しかないものでも防水と記載してあることがあるので、しっかりと防水処置のしてあるドライバッグを選びましょう。

レスキューナイフ

殆ど使うことはないですが、万が一の時に使用するためです。レスキューナイフは刃先が丸まっていて、波刃がついているのが特徴です。レスキューナイフを取り付ける専用のアタッチメントが付属しているライフジャケットやPFDがあります。

サイドフロート

転覆を防止する目的でカヤック本体にサイドフロートを装備することもできます。荷物や装備が増えてしまいますが、転覆を防止してくれます。

どこでカヤックを出せるの?

カヤック装備を揃えたとしても、どこにいけばいいかわかりませんよね?

カヤックを購入する店舗の店員さんに聞いてみたり、インターネットを利用して探してみましょう。また、地図を確認して事前に行ってみることも重要です。

海図チャートを利用して釣れそうなポイントを探してから向かうこともできます。

釣り用海図サイトで海域を予習 GARMIN ACTIVE CAPTAIN COMMUNITY カヤックフィッシング

👆こちらの記事で紹介しているサイトなら、無料で海図を見ることができます。※陸岸からの距離に注意しましょう。海図上でポイントが近場に見えても、実際の距離にはギャップがあります。

1人よりも2人、仲間を作ることも安全にカヤックフィッシングを行うポイントです。もし1人だったとしても、時間と体力に余裕を持った行動を心がけましょう。

イメージトレーニング

今ではYouTubeでカヤックフィッシングの動画を沢山視聴することが可能になりました。

実際に漕ぎ出す前に、他の人の体験動画をみてイメージトレーニングしてみましょう。見るばかりにならないように注意しましょう!笑

ところでカヤックを購入できる場所は?

さて、事前の知識を得たところで実際に購入となったとき、どこで買えるのでしょうか?

今ではカヤックをインターネットで購入することもできるようになりました。配送の場合、営業所止めされる場合が多いのでネットで購入する場合は、配送会社の営業所まで取りに行かなくてはなりません。

またネットで購入する場合、実物を見ずに購入することとなり届いてからのお楽しみ状態です。ネットで購入する場合、ある程度知名度のある信用できるメーカーやブランドを選択しましょう。

店舗で購入する場合、グーグル検索でカヤックと検索すれば最寄りの販売店が表示されます。また、モンベル直営店でも購入できます。モンベル直営店で購入すると、購入後のアフターサービスやカヤックの保証をしっかり対応してくれるのでモンベル直営店での購入もオススメです。カヤック購入でついたポイントで、装備をお得に買い足すことも可能です。

コストコやホームセンターでも格安のカヤックを見かけるようになりました。殆どがレクリエーション用カヤックです。フィッシング用だったとしても沖に出るには危険な物が多いです。

しっかりとしたフィッシング艇を選びましょう。

いざ!出航!

カヤックを購入したら、処女航海をお忘れなく!まずは、乗ってみましょう!私は処女航海の際、パドルで釣竿を当てて落としてしまいました。カヤックの運動性能に慣れてから釣りを行いましょう!

カヤックの遭難対策の記事はこちら👉カヤックフィッシングを安全に楽しむために 遭難防止と安全対策 死亡事故リスクを軽減しよう UW
カヤックであると便利なスマホアプリ👉海上衝突を予防!カヤックの位置情報を共有できるカヤックフィッシング、シーカヤックに便利なオススメアプリ2選
カヤックの釣りポイントを海図から探そう!👉釣り用海図サイトで海域を予習 GARMIN ACTIVE CAPTAIN COMMUNITY カヤックフィッシング

では、準備でき次第出航です!存分にカヤックフィッシングライフを楽しんでください!

UW

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