9/17-18で霧島連山方面に行ってきました!
2021年はお盆からずーっと雨雨雨、、
白馬行きも中止、剱岳行きも中止、、
今回も9/17-18で安達太良山へ行く予定が、台風上陸と被ってしまったため中止に。
18日には台風は九州から遠のく予報のため、居ても立っても居られず霧島連山へ行ってきました。
DAY1【9/17】
4:00頃福岡を出て車を走らせ、8:00過ぎにえびの高原に到着。この日は高千穂峰を歩くつもりだったんですが、、
真っ白です。
高速道路を走っているときも時折り物凄い雨が降っていたので、今日は歩けないかもな、、と半ば諦めながら車を走らせていましたが、登山口付近の真っ白加減を見て早々に登山中止を決意。
今日は温泉巡りだ!とすぐにシフトチェンジしました♨️
その前に、まずはここ。
霧島神宮です。
標高を下げると雨も風も弱まりましたが、台風接近のうえまだ早い時間ということもあり、人は疎ら。
立派な鳥居と、本宮にお参りしてきました。
本日の温泉第一弾はこちら!
新湯温泉の新燃荘さん。(日帰り入浴¥600)
ここは私の両親のおすすめで、お湯の口コミも抜群。来てみたかったのです。
お風呂は男女別の内湯と、混浴の露天風呂。お湯は白濁でぬるぬる。熱めのお湯でめちゃくちゃ気持ち良い、、!
女風呂から露天風呂へは、バスタオルを巻いたまま入れるようになっています。平日のお昼頃に行ったからか、露天風呂には私と男性2人だけ。安心して入れました。
お湯の特性からか、入浴時間は30分までというルールがあります。それでも十分身体が温まりました。
2軒目は前田温泉のカジロが湯(日帰り入浴¥390)
ここは地元の銭湯のようなイメージ。ですがしっかり温泉、硫黄泉の香りが心地よいです。
そしてこの日のお宿の、霧島湯之谷山荘。
まさに湯治場らしいお宿。決して旅館ではなく、あくまで山荘です。
内湯には熱々の硫黄泉、冷たい微炭酸泉、そしてその混合湯があります。
どちらも源泉掛け流しのため、お湯は熱々だったり冷たかったりしますが、檜と硫黄の香りで充満しているお風呂は最高です。
露天風呂は、部屋毎に30分ずつ貸し切りで入れます。こぢんまりしたお風呂が秘密の露天風呂といった雰囲気で、とてもリラックスできました。
夜中遅くまで強い雨が降り続いており、本当に翌日は雨が上がるのか?登山はできるのか?と心配もありましたが、一日に3回も温泉に入った満足感で、もう登山が出来なくてもいいかな、なんて思えてしまいました(笑)
DAY2【9/18】
まだ薄暗い明朝に空を見上げてみると、なんと快晴!少し寝坊してしまったんですが、テンションが一気に上がります。
6時半頃に宿を出発し、7時過ぎにえびの高原駐車場に到着。
おかしいな、真っ白です、、
どうやら標高の高いえびの高原から韓国岳周辺にだけ、ガスが掛かっているようです。
しかも風も強い。
しかし今日は台風一過の晴れ予報。山頂は雲から抜けてることを信じて出発です!
最初はえびの高原の遊歩道を歩きます。
今回は、始終硫黄の香りを嗅ぎながらの山行です。
実際見ると空は真っ白なんですが、ガスのすぐ向こう側は青空が広がっている気配ビンビンです。ガスさえ取れれば、、!
硫黄山火口展望所まで来ると、山頂まで急登の始まりです。
本当はここから、立派な火口が見えるんでしょうね、、
大きな岩がゴロゴロ。富士山の登山道を思わせます。火山らしい登山道です。
三合目を過ぎると、高い樹木がなくなり視界が開けます。ここも天気さえ良ければ、良い景色なんだろうな〜!
五合目では何やら小屋が建設中。
テンポよく標高を上げていきます。標識が次から次へと現れてくれるので、飽きずに歩けます。
八合目から柵が出始めて、、
登頂!
真っ白です!知ってた!
火口方面も何にも見えません。分かるのは落ちたらヤバいことだけ。
ふと振り返ると、一瞬ガスが切れて雲海が!
本当に一瞬すぎて、写真に納めることも出来ませんでした。
もう一度雲海が見たくて30分近く山頂で粘っていたんですが、風が強くギブアップ。
9時過ぎに山頂を後にしました。
今回の山行はピストンではなく、大浪池を一周してツツジが丘登山口に下山する周回コースを取りました。
まずは大きく標高を下げます。
分岐となる韓国岳避難小屋までは木道が続きます。整備されていて大変歩きやすいんですが、一段一段の段差が大きいので登りも下りも脚に来る、、!
韓国岳避難小屋は至ってシンプルな作り。火山の噴火に耐えられるとは思えないけど。
さて、ここからは大浪池をぐるり一周します。今回は東回りコース。
一応石が敷かれています。アップダウンも殆どないので、気持ち良く歩けます。
周回コースなのになかなか池が見えないなーなんて思っていたら、、
急に現れた展望ポイント!
空は曇っているのに、池が青い!
この青さはなんなんでしょう?すごく綺麗です。
そして、大船山のお池とは比べ物にならない大きな池に、迫力を感じます、、!
韓国岳避難小屋から大浪池登山口分岐点へ半分ほど行くと、池がよく見えるポイントが次々と出てきます。その度に足を止めていると、
いつの間にか青空が!
獅子戸岳、新燃岳方面も見える!
滑らかで展望の良さそうな稜線。晴れの日に歩いたら気持ち良いんだろうなー、、
光も刺してきました。
再び木道が出てきたら、大浪池園地休憩所はもうすぐそこ。
さて、一休みします。
休憩所には家族連れもたくさんいました。確かにこの景色は、大浪池登山口から上がって帰るだけでも満足度高そう。
前情報でここにはトイレがあると思い込んでいたんですが、あったのは携帯トイレブースでした。残念、下山するまでトイレは我慢。
大浪池周回の後半に取り掛かります。
何故か池の西側のコースは水っ気が多く、道が泥々になっている箇所が多かったです。東側はそんなことなかったのに、、
つつじヶ丘登山口方面への分岐。韓国岳避難小屋の少し手前なので、大浪池を完全に一周はしません。
ここからの登山道は韓国岳の裾野をトラバースするように行くので楽に歩けます。
楽に歩けるはず、なんですが、、
道が泥濘んでいて、2回滑って転んでしまいました。
終盤は開けてなだらかな樹林帯を気持ち良く歩きます。
紅葉はまだ先ですが、色付いた落ち葉が季節の移ろいを教えてくれます。
最後は車道に出て、下山完了!お疲れ山!
下山したら晴れる謎、、登山あるある、、
ただ、山頂方面は分厚いガスがかかったままだったので、やはり晴れてるのは下の方だけみたいですね。
えびの高原から市内へ向かう霧島バードラインの途中には、白鳥温泉上湯・下湯という二ヶ所の温泉があります。
しかし現在はコロナウイルス感染防止のため休業中。
今回はもう少し車を走らせ、
鶴の湯という温泉に行ってきました。(日帰り入浴¥200)
シャワーもない、地元の方が多く使われている小さな温泉ですが、ここもやっぱり気持ち良い、、!
あとなんか、地元の方の鹿児島弁を聞きながら入る温泉っていうのがすごく心地良かったです。
結局良い天気とは言えない中での登山になりましたが、晴れ間もあり、青く綺麗な大浪池も見れたので満足です!
次は紅葉の時期に行ってみたいですね。青い大浪池に赤い紅葉が映える風景を見てみたいです。
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