九州地方にも雪が積ったので、早速冬キャンプに行ってきました。
滅多に雪が積もらないこの地域。雪景色の中キャンプができるチャンスを逃さないように、九重に向かうことにしました。 九重は雪化粧をしており、積っているといっても5センチ程度です。
日中の気温は約10℃前後。 夕方から3℃前後。
夜には–6℃まで落ちます。
今回は−6℃で、ハンモック、タープ泊を行いました。
持ってきた寝具は、
モンベル ダウンハガー800 #3 & 女性モデル
カサマンドゥ 化繊綿寝袋 3シーズンモデル
(国内販売なし)
モンベル フォームパッド 150
ニーモ スイッチバック ショート
サーマレスト トレイルスカウト S
厳冬期用の寝袋(ダウンハガー800 #1,#0)もあるのですが、なにせ高価なもの。
焚き火で穴をがあけたくなかったので、上記装備になりました。
ワイルドな嫁は、落ち葉をかき集めて断熱をした地面の上にシートを敷きその上にマットをのせます。
その上にモンベルフォームパッド、ダウンハガー800 #3女性用で寝るスタイルです。 (女性用寝袋は女性の体型に合わせた形と、足元のダウンが増やしてあるモデルです。)
ダウンハガー800 #3のスペックはコンフォート4℃、リミット温度が-1℃。
タイベックシュラフカバーを追加し、少しでも暖かいようにします。
この時点で、マットも寝袋もスペックが足りていません。
季節が変わっても、寝る時のスタイルはブレません。
結果、睡眠時間1時間と寝付けなかったようです。
しかし、ワイルドな嫁はこのスタイルを変えるつもりはないようです。
ハンモックの私は、マット2枚(ニーモ スイッチバック、サーマレスト トレイルスカウト)、寝袋を2枚重ね(ダウンハガー800#3 カサマンドゥ化繊綿寝袋)で寝ます。
部分的に寒さを感じる程度で十分な睡眠をとることができました。
結果、3シーズンモデルでの−6℃くらいの冬季キャンプは、焚き火があっても寝れない。 ということがわかりました。
寝袋二枚重ね、マット二枚重ねなら、冬季キャンプは可能です。
寝袋のスペックが高くても、マットのスペックが低ければ寝ることはできません。
冬季は、冷気を遮断できるマット選びがとても重要です。
※注意※ 本州中部地方から北側、−20℃ほどの厳冬期キャンプは別物です。参考にしないでください。笑