> BLOG > Camping > 新春の祖母山登山 黒金山尾根ルート 〜 宮原ルート 山小屋泊 春の九州で残雪の尾根歩き
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桜が咲き乱れるポカポカ陽気3月下旬。花粉症の症状も治まってきたので九州は祖母山へ小屋泊に行ってきました。

祖母山(そぼさん)は、大分県宮崎県の県境にある標高1,756mの山。九州山地の中核をなし祖母傾山系に属する[1]。宮崎県の最高峰[2]日本百名山に選定されている。”(引用:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/祖母山

天気は快晴!さすが宮崎、Tシャツだけでも過ごせそうな陽気です。登山口までは車で数時間かけて到着、こんなに陽気な天気なのに駐車場近くから見える山肌には白い雪が見えています。

桜に雪!なんて贅沢なタイミングなのでしょう!

車から降りたらちゃっちゃと準備をして登山開始!

左側の黒金山尾根コースから時計回りに歩く計画です。

登山口付近にはミツマタが咲いています。

綺麗な沢の水に、新緑が美しい芽吹きたての木々たち、山ツツジの濃いピンクがまた新緑と青空のコントラストに映えています!

思わず背伸びしたくなる気分です。

こんな環境だと、渓流釣りもいいですねぇ!

登山道から沢に入り、雰囲気漂う吊り橋をくぐり、山道に入っていきます。

最初の吊り橋は宮原ルート下山時に渡る予定です。最初の吊り橋を潜って歩いているとまた違った吊り橋がでてきました。黒金山尾根ルートの吊り橋です。吊り橋をわたると渡渉ポイントが現れます。

大きな岩を伝って渡れそうですが、岩がツルツルヌルヌルで思うように進めません。

飛び越えようとする着地地点はヌルヌルだと見て分かります。

少し時間がかかりましたが、ビビりながらもなんとか渡渉することができました。

ここの渡渉ポイントは天候次第で水量が増して渡れなくなるので、天気要チェックです。

渡渉後は急登の始まりです。200mおきに標高がでてきます。

結構な斜面、所々ロープが出てきます。

剣岳の早月尾根を思い出させるほどの急登です。

真下から沢の音が聞こえる断崖絶壁の展望所。切り立った尾根が我々を見下しています。迫力満点!

ただひたすら急登を登り続けていると標高1300m付近から雪を見かけるようになりました。

1400m付近からは積雪5cm以上積もっています。

トレースもなく、贅沢に雪を踏んで進みました。

黒金山尾根ルートを登り始めて3時間ほど経ったところで水場に到着。

天狗の水場

雪解け水がたんまり湧き出していました。味の方は・・・土というか苔というか、そんな味です。笑

二口目には、匂いに慣れたのか美味しいお水に!笑

キンキンに冷えている中冷たい水を飲むので、火照る体はすぐに冷えます。

寒くなってきたので登山再開!

ビバークポイントの岩の洞窟には氷柱が垂れ下がっていました!

先ほどから尾根が見えているのに一向に着きません。

まだか、まだか、とゴロゴロした岩場を歩いていると、つ、ついたー!

やっとのことで尾根道に合流!

お!誰か1人歩いてる!尾根道にはトレースがありました。

祖母山山頂から障子岳の方に歩いているようです。

推しのバナナチップスチョコを食べながら、展望台で小休止したら祖母の山頂を目指します。

祖母山からの足跡を頼りに雪道を歩きますが、所々完全に溶けている場所もあり、足場がドロドロな箇所もでてきます。

足元に注意しながら歩いていると、祖母山の核心部といえる鎖場に到達です。

この場所は日当たりが悪いためか、氷柱や雪が沢山残っていました。

ひょえぇ〜、上には今にも落ちてきそうなツララ、下は落ちたらサヨナラしそうな急斜面。

ファミコンゲームのマリオかよ!とツッコミ。笑。もちろん、現実は一騎死んだらゲームオーバーなので、落ちないようにゆっくりと進みます。

梯子を掴んでいると手の感覚が無くなるほど冷たい!

氷柱が落ちて宝石のように積もった氷の足場は幻想的でした。

無事に核心部をクリアすると日当たりの良い岩場が現れました。

最後の砦です。

絶景をバックにハイポーズ!なんて写真を撮りながら登っていくと山頂に到着しました。

祖母山山頂1,756.4m

周りにはマーブル状の模様をした岩がゴロゴロとしていて歴史を感じさせる祠もあり、不思議な雰囲気を漂わせています。

山頂では360度絶景が見渡せます。登ってきた障子岳方面は白く雪化粧していて、大崩山もバッチリ見えています。

4月目前の九州だということを忘れさせてくれるような見事な景色でした。

山頂の祠は白雉2年、西暦651年に造られたと買いてあります。1300年以上もこの場にあり、どんな人たちがここまで登り詰めたのかといろんな想像が膨らみます。

山頂を満喫したら、今夜宿泊予定の山小屋に向けて下山!山頂からは15分程度で到着するようです。

下山ルートに入ろうかとしたところ、山の地肌から湯気が立ち上っていました。

山小屋方面からのルートには数名の足跡が付いています。障子岳方面に向かっていたトレースを含め、雪が積もってから2人来ているみたいです。

山小屋に到着。薄暗くシーンとした室内がなんとも言えない雰囲気を漂わせています。

夏は有人の山小屋になるそうですが、冬期は無人小屋。毛布もたくさん用意してあるため、寒さは耐え凌げます。

バイオトイレ、寝室、談話室、暖炉も装備されているため充実した山小屋生活を楽しめそうです。

小屋内をプチ探検、近くの水場に行ったりしているとあっという間に日没。

さっそく晩酌の準備を行います。

今夜の食事はおでん! いつも食べ切れないほどの食料を持ってきてしまうので、今回はかなり減らしてきました。

室内の温度計は3度。マイナスではないですが、寒い中食べるおでんは体に染み渡って最高です。

ザックの中に忍ばしておいたビールを取り出し、乾杯!

冷蔵庫に入れていないのによく冷えてる!

おでんに缶詰、おしゃれなキャンプ飯とは言えませんが、質素な山飯も最高の晩酌となりました。

食べ終わった後はラーメンで〆ます。

食料を減らしたはずなのに、翌朝小屋を出る際にはアルファ化米一食を余していました。笑

翌朝、日の出を小屋から眺めた後、朝のコーヒーを頂いてから下山開始です。

辺り一面雪化粧した小屋から見える下界は桜色した木々がポツンポツンと見えています。

少し霞んで見えるのは九重連山でしょうか、天気も快晴、二日続けて登山日和!

絶景の中の尾根道を下山していくとトレースがふた手に分かれています。

なるほど、一人は宮原方面から、もう一人は神の里交流センターの方から来ていたみたいです。

雪道に残る足跡からは、いろんな推理ができて楽しいですね。

そうこうしていると馬の背に差し掛かっていました。

たしかに馬の背中のよう!アルプスにある馬の背ほどの恐怖感はありません。

馬の背を通り過ぎると分岐まで山小屋が見えなくなりました。積雪も少なくなっています。

分岐の小広場ではほとんど雪は残っていませんでした。

分岐から宮原ルートへ進入します。こちらもかなりの急斜面のようです。

一面にあった雪も宮原ルートに入るとすぐに消えてなくなり、ヌルヌルと滑りやすい登山道が現れました。

宮原ルートには、巨木がたくさんあります。屋久島にいるような気分で下山しました。

かなりの急斜面、腰を悪くしないように恐る恐る下山していきます。

これまで人の気配はトレースしかありませんでしたが、二号目付近でようやく別の登山者とすれ違うことができました。

なんと北海道からの登山者!!熊の心配をしなくていい登山は素敵ですね!なんて会話をしながらすれ違います。

二号目をすぎると沢の音が近づいてきます。

宮原ルートもかなりの急斜面です。登山道の真下に沢がチラチラ見え始めました。

沢に降りると水が綺麗!(2回目w)

渡渉ポイントを過ぎると、建物が立っていたような古い石畳が。昔この辺りに建物が建っていたのでしょうか?不思議な場所を越えると、登り始めに潜った最初の吊り橋がでてきました。

板が腐って所々穴が空いていたり、ぐにゃっと曲がって折れそうだったりとスリル満点!

無事に駐車場まで下山!

急登と岩場それに雪!山小屋泊もできて大変楽しめた登山でした。

九州の山で長く歩けて、秘境感が楽しめるのは祖母山、大崩山だと思っています。もちろん九重連山もオススメなのですが、人の手が入っていない原生林を思わせるような景色だったりと祖母山、大崩山はまた違った魅力を持っています。アクセスも都心部からかなり遠いので、登山客も少ないのも魅力の一つでしょうか?

人がなかなか入らないので、万が一遭難してしまうと1週間発見されない!なんて場所です。GPSや登山アプリを携帯して入山しましょう!

是非皆さんも訪れてみてください。

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