台風の影響が残る曇り空の下、2026年6月28日、斜里岳は山開きの日を迎えました。
今年、我々Northern Trekは、地元から神聖なお役目をお預かりしました。


神事が厳かに終わると、待ちわびた登山者たちが一斉に山へ向かいます。
今年は雨天のためか参加者は例年の半分以下でした。
ガスがかかった視界、7月を前にしたとは思えない冷涼な空気。
雨とまではいかない天気の中、沢の音を聞きながら歩を進める神秘的な登山となりました。


張り切って山頂を目指す我々のお役目は、斜里岳神社のしめ縄の掛け替えと、登山道2か所への結界縄(しめ縄)の設置。
しめ縄についているギザギザの白い紙は「紙垂(しで)」といい、神聖な場所であることを示す祭具です。
登山道に設置した縄と紙垂が、事故から登山者を守ってくれるよう安全登山の願いを込めて設置させていただきました。







「花の百名山」とも称される斜里岳。今の登山道は、まさにその呼び名にふさわしい季節を迎えています。
登山口から山頂へ向かうにつれ、夏から春にさかのぼるような、花の移り変わりを観察しながら登ることができます。










マイヅルソウ、ヤマブキショウマ、ホソバイワベンケイ、ウコンウツギ、エンレイソウ、オオバナノエンレイソウ、エゾノツガザクラ、エゾノハクサンチドリ、ハクサンイチゲ、チングルマ、まだまだ上げきれない草花から高山植物たち。道中で見かけたミネザクラの花も、日本で最も遅く咲いたさくらの花ではないでしょうか。
今、斜里岳の登山道では春の花が咲き誇っています。













中でも特別だったのが、雨や霧に濡れると花びらが透明になる花。宝石のように繊細で美しいこの花は、晴れの日には決して見られない、この天気だからこその出会いです。
雨の日の登山には、雨の日にしかない景色があります。



(下山途中で晴れ間が見れたときは、「しめ縄交換をありがとう」と何処からか聞こえた気がした…)
Northern Trekが清里町に拠点を置き、地元の山岳会や自治会と連携しながら活動しているのは、この土地の自然と文化を深く知ることができるからです。山の神事に参加し、地元の方々から地域を教わり、その知識をガイドとして訪れる人たちにお伝えしたいと思います。
Northern Trek は、清里町在住の我々が案内します!

歩くたびに発見がある斜里岳を、我々と一緒に楽しみませんか?
今シーズンの斜里岳は、まだ春の花が見頃です。
夏山本番を前に、涼しく静かな山を楽しむなら今がチャンス。ガイドツアーのご予約はお早めにどうぞ。
自然ガイドを活かした、登山ガイドはNorthern Trekにお任せください。
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