滋賀県最高峰で日本100名山にも選ばれている伊吹山(標高1,377m)に行ってきました!
今回の目的は雪山に行くためのトレーニングと下見です。
天気はくもり、5合目から上は雲で隠れています。天気が悪いせいか、終末ですが登山口の駐車場はまだ空いています。
冬の間は山頂と3合目にあるトイレは閉鎖されているので、1合目と登山口のトイレが最後です。
久しぶりの伊吹山、体力が不安ですがいざ出発です!
1合目まではゴツゴツした岩の登山道ですが落ち葉が敷き詰められていて滑りやすくなっていました。
ペースはゆっくり、相方の歩くペースを落としてもらいます。
3合目からは雲の中です。
5合目手前で動物園臭が・・・目の前にメス鹿2頭!
餌付けされているのかな?と思わせるほど近づいても逃げません。
あたりの草木が鹿にかじられた痕だらけで、鹿のパラダイスになっているようです。
さて、5合目を過ぎたところで、登山道の様子が以前来た時よりも大きく変わっていました。
大量の水が流れた跡に、地滑りの跡。数年で気候が大きく変わっている様子が伺えます。
気温もグンと下がり、雲の水滴が体に付着してきました。
冷えないように上着を羽織り、最後の岩場に差し掛かります。
9合目からはうっすらと雪が出てきました。
数日前はしっかり雪が付いているようでしたが、気温の上昇でほとんど溶けているようです。
足場も悪く、滑りやすくなっています。
足元がどろどろの状態で山頂到着です。
山頂は案の定風が横殴りで体温がすぐに奪われてしまいます。
三角点を足速に過ぎ、日本武尊とセルフィーを撮って御堂にお参りをします。
軽食を取った後は下山です。
下山中も山頂を目指す多くの登山者とすれ違いました。
しかし、5年前の様子からは考えられないほどの悲惨な爪痕が残る山肌になっていて二人しておどろきました。山頂の花畑は鹿に食べられて、山肌までも土砂崩れしているとはなんとも悲しい気持ちです。
無事下山したあとは、お決まりの薬草の湯で汗を流し帰宅します。
下見も十分。さて、そろそろ雪がしっかりと付いてきたみたいなので、雪山の伊吹山へ行って参ります。
2021年の登山記録 厳冬期 冬山 快晴の伊吹山 雪山登山 琵琶湖が一望できる百名山